個性と個性の交わり
三鷹応用コース、そして府中コンサートありがとうございました。標準化のお話をお聞きしているとジェンダーが始まった頃、自分はわがままで自分勝手とわかっているのだけど直せず、我慢も抑えることもできずに困っていることを質問させて頂いた時に先生から「あんたの自分勝手なんて可愛いもんだよ。自由に生きたくて檻の中で暴れてたんだろ。」と言って頂き、常に自分勝手でわがままと言われてきた中で先生だけが自分でもわからなかった自分の状態をわかってくれ胸が熱くなったことをふと思い出しました。高麗さんのお父様のお話しはいつもなぜか涙が溢れます。なんてダイナミックなステキなお方なのだろうと感じます。
人の悲しみ、苦しみ、恨みを身に受け、共に抜け出し、希望ある未来を創っていくお話しは、先生、高麗さんが先駆けてなさってくださっています。今までの時代にはどなたもできなかったこととわかります。先生、高麗さんに出会わせて頂いた自分もそのように生きていく気持ちで毎日生きて行きます。
そして先生の「好きなこと」のお話しから好きなことってなんだろうということも整理がついて来ました。たまたまですが、先生がニューヨークの代議士さんのお話しをされた時に似てるなーと感じました。(もちろんその方とは個性も違いますし仕事にしてしまったということでは自分はそこには至っていませんが)自分は常に整理してないといられず、仕事を始める時に周りが雑然としていると耐えられずまずは整理から始めます。というかそうせずにはいられないのです。仕事の途中でもお客様が引いたらすぐ整理します。仕事が終わったら不足気味なものをチェックすること、次の日にわからなくなっていないよう必要なものを同じ類のものごとに同じ場所やコーナーにまとめること、ゴミ袋のセット、床の掃除まで全部やるところまでで何分でやるということを考えてしないと気が済まないのです。人が販売しているところや全く関係ない場所でも気をつけないと話しながら手が動いてしまい、整理をしようとしてしまいます。それが故に前日他の人が仕事をしていて朝仕事場に着いた時に雑然としていたり、めちゃくちゃだったり、補充ができていないとイライラっとして文句を言ってしまいます。自分が肝要ではなさすぎるのか、融通がきかないのかと悩んだりもしますがそうは言ってもスッキリしないし、やらずにはいられません。それを好きなこととは感じず、やらないと気持ちも空間もすっきりせずスタートできないのでうちでも仕事場でもずっとそうしてきました。応用コースで先生から案外好きなことはそんなこと、と感じることかもよとお話し下さり、考えてみようと初めて感じました。
府中コンサートで個性のメッセージに自分は個性的に生きたいのに標準化の中で生きてるから苦しいのだと感じました。一部の演奏は心地よく緊張が解けていきました。2部の個性はぶつかり合うことはなく、交わるというメッセージにほっとし、嬉しくなりました。演奏をお聞きしていると胸の内に感じたことのない解放感のような喜びのようななんとも表現できない気持ちを感じました。コンサートの翌日の昨日、コーヒー販売をしていた時に私の説明に「もういい。」と怒った方がいました。一瞬むかっとしました。買わなくてもいいわ!と思ってしまいましたがその後もその方はコーヒーを見て、買って行かれました。むかむかしましたが、その時の経緯を考えるとコーヒーの説明がパターン化して、ただセリフのように言っていたからと感じました。それがわかったことをその時に交代で帰ろうとしていた相棒に話すと、「なんだか流れが変わるように感じる。」と話してくれました。そこから私は同じコーヒーのご案内、同じ言葉を言うのも内面感じ、気持ちを伝えることを徹底しました。見事にそこから閉店までご来店下さったほとんどの方がたくさんご購入下さり、短時間でそこまでの売上の倍以上の売り上げとなりました。これをずっと続けてお客様が幸せにご購入下さる人間に完全になろうと考えます。そして大きな目標であるチケットも決められる人間になることを考え、行動して行きます。
ありがとうございます。