健全なからだ

連日のコンサートをありがとうございました。

盛岡の応用コースで分子栄養学について言及され、そして最後に「基本は寝ること、運動すること、食べること」とおっしゃられた言葉がとても印象的でした。内面、精神が第一で肉体的なことは二の次という意識がどうもおかしいと改めて自覚する瞬間でした。昨日もそして今日も愛を実行する「からだ」というメッセージを送ってくださり、精神はこの身体にあることを身をもって経験させていただきました。半年くらい前から分子栄養学に夢中になり、食事の仕方や内容を改め、当初栄養失調、飢餓状態であった血液データはこの半年で正常の状態に変わりました。食べられなかった朝食が食べられるようになり、甘いものでエネルギーを持たせる必要がなくなりつつあり、科学の面白さにひきつけられています。１０代のころ分子レベルで生命現象を表現できるようになっている分子生物学に興味をもち、専攻しようかとおもった時期もありました。まだまだ一般的な医学界では知られていない生化学に基づいた栄養の重要性ですが、先生が表現くださり自分も含め多くの人の意識が変わり爆発的に話題になっていく兆しを感じました。聖書に、人はパンのみで生きるのではなく、神の言葉によって生きると読んだ子供のころに、私はこの言葉を人は物を食べなくても生きていけると曲解し、あまり食べない生活習慣が身についていました。肉体にまつわる欲求は神と通ずることを妨げると思っていた観念は真逆であるとひっくり返っていく瞬間瞬間でした。健全な肉体に健全な精神が宿り、健全な肉体の裡で神と出会い、健全な肉体で愛を実現できると感じました。料理も教わっている今、いつか人に食べていただける食事がつくれるようになりたいと感じていました。
コンサート終盤は感動に包まれていまいた。先生は人間であられるから表現できるのだと感じ、人間のすばらしさ、人間を生んだ自然の美しさに涙がにじむほど感動しました。運命のない生命で、地球、宇宙に必要な生命で生きていきたいと生まれます。愛ある生命は想像を超えた展開をつくっていけると感じ、一か所に停滞したつまらないあり方は非人間的であるとわかるのです。音によって人の内面を変えていけるのはなぜかと改めて驚きます。出会えたことに心より感謝いたします。