KEIKO KOMA Webサロン

かけがいのない講座


久しぶりの先生の講座は、血が通っている人間であることを取り戻し、お話しのひとつひとつが光となり生命の内に注がれるようでした。愛を経験し、心身充足し、人間になっていけます。先生は大学で福祉を学ばれておられましたが、もう一つ、社会病理学も学んでおられたとお聞きしました。現代の社会は人間でいえば病気であるとは深く頷きます。起こる事件、犯罪の無惨なこと、人間ではなくなってしまっていることに、いつも驚き、恐ろしいと感じます。何故このようなことが起こるのかを先生は追求され、全ての解決の為に、いだき講座、コンサートを開催してくださっていることの意味を更に身に染みわかる経験となりました。今日は、「いだき」とは何かと皆に問うお気持ちでおられたとのことで、いつも講演会で「いだきについて」をお話しさせていただいていますが、応用コースの間中、ずっと考えていました。とても豊かな良い時となりました。わかっているつもりややっているつもりでは何も変わっていないことを最近気づき、ちょうど応用コース前のビデオ講演会では真に内面が変わっていかないと取り巻く環境は変わらないことをお話ししていました。表現しないでは変わらないこと、人類史上初めて、生まれつきの運命を解放していただき、真の自分を活かし、真の人間として人生を生きれること、終わりゆく危機にある世界を変えていけることを行なっているのに、周りと同じで生きていても意味がない等々、お話ししていました。皆で喜び、嬉々としはたらき、寝ても覚めてもいだきを伝えていければ、あっという間に良い世界が広がると見える私は、皆で一緒に活動したい気持ちでいます。コロナで人がいないとか、まわりの状況を見て、困っているだけではいだきではないと話していました。今日の最後にお話し下さった、一人一人が元気に喜び生き、表現するだけで世界が変わるとのお言葉に同意します。先生がおっしゃてくださったので、ここで生きると決まります。

戦国時代には漢方医がいて、武将の生命を助け、体を治していたお話しは感動しました。常に戦い、怪我や病気の時にはどうしていたのかと考え、前から知りたかったと先生が仰った時、私も高句麗の地に行く度に考えることはあっても、治療していたことは想像がつきませんでした。薬草を調べていると、ひとつひとつの薬草に効能があるので、昔の人はひとつひとつの薬草の効能がわかるまで色々試したりし、研究していたのだと考えると、大変なことであったと感動し、尊敬します。人の体を治す為に研究を重ねてこられたのだと考えると頭が下がります。今日のお話しをお聞きし、現代のように人を物のように扱い、治すことはできずに、薬を与えるだけでは治療とは言わないのだと考えました。敵味方なく誰の生命も治療し、助けてこられた御方がおられたことを知ることができ、安堵しました。

今は先生がおられ、生まれつきの運命は解放されています。自然治癒力のお話もございましたが、私は先生にお会いし運命が解放された時、運命により負担がかかっていた心身が解き放たれ、生きていく力が増えた時に自然治癒力が高まったと感じていました。このようなことは過去には誰もできなかったことであります。私達程恵まれた境遇で生きる人間はいないと考えます。世界中がいだきで生きる空間となるよりないと改めて確認します。そしてこの恵まれた境遇を活かし、人間が人間とし生きていける社会を作る為にはたらきたいばかりです。ありがとうございます。

 

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Photo by ERIKA
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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全い 白