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救世の時


関係性、相互作用が微生物やウィルス、人間、自然、宇宙の全てに関わるものとは いだきしん先生の存在への理解が進めば進むほど先生との関係性、相互作用によって理解は深まります。また、私たちが生きる世界に起こる社会問題の一つ一つも決して他人事ではないことを常に学びますが、大阪の事件への先生の深い洞察力はかつてオウム事件をどう捉えるかをお聞きした時に表面的な善悪の判断ではなく、事件の背景にある人間の本性に迫るお話に目から鱗だったことを思い出します。いのちのちから、存在、愛についてじっくり考える貴重な機会をありがとうございました。

そして、日本の危機、残された時間がないとのお話に12月8日の京都でのコンサートの「救世」のメッセージがグンと身近に迫ります。「魔」が入り込む隙・・。 あの日の先生のメッセージには <本来の人間性と「魔」を切り離し,さらに「魔」の力を弱めることです。大いなる存在のはたらきに感謝。>とあり、 2部で<「愛には魔が入り込む隙はありません。」「本当に楽しく幸せに満ちた食事をしている時には魔が入る隙はありません。」>とのメッセージが続きます。・・・、「要は愛」とこのところずっと教えていただいています。これまでも数々のコンサート、講座、様々な活動を通して自然、愛、いのちのちからをいっぱい経験させていただいてきました。「わからない」というのはとぼけていることを理解し、「平常心」などと悟ったようで止まっている状態への誘いに惑わされず、瞬間瞬間に真剣に全力で向き合うことも女子高生の投げる球に向き合うイチローさんの姿勢に学びます。

「step by step ではない。一瞬にして変わる」とのいだきの極意ともいうべき変容のあり方は予定調和ではない瞬間の変身にあることをあらためて知ります。冗談まじりで仰っておられましたが、ピアノを壊すほどのことから出る音によって表現される何か、それらの音によって起こる何か、何が起こっているかはわからなくても先生がピアノ1台で世界を変えるとは全く違和感なくそのまま理解できることです。荒行や様々な修行を経て、じわじわと変わるというものに本物はなく、いきなりあたり構わずぶん投げられる24時間稽古によって腑に落ちたと話される先生の発想の奇抜さ、豊かさ、偉大さ、正確さにいつも度肝を抜かれます。そしてさらにいつもゼロに戻るところからスタートする未知なる世界の探求のプロセスは大いなる希望となり、心底からワクワクします。どんなに複雑に見える社会問題も世界の課題も解決する方向は「愛」をわかるよりないと行き着きます。いつも貴重な経験をありがとうございます。

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