雪景色

日々コンサートの開催により新しく更新されていくように生命を感じる毎日をありがとうございます。
毎朝、娘を学校へ送る車内では高麗さんのビデオ講演会を聞きスタートする毎日です。
最近自分の中で大きな気付きがありました。
この一年、最後の秋は手首を腱鞘炎になりながらも畑仕事をやり終えた母を何処か一日連れて行ってあげようと思い、娘と一緒に三人で弘前へ出掛けました。
個室の和食屋さんでゆっくりと食事をし、普段はなかなか出来ない買物や、娘が選んでくれた弘前でも人気のケーキ屋さんの2階にあるコーヒー屋さんへも行き、母は『今日は楽しかった』と言ってくれ、私も嬉しく幸せな気持ちでした。
ある時、その日の母と一緒に出掛けた日のことを全く思い出せず、やっと思い出した時には思い出せないくらいに忘れている自分にショックでした。なぜ忘れてしまったのかその後ずっと考えていました。
ハッとしました。楽しく幸せなことは何も身体に残らないのだと。あの時こうすれば良かった、これがしたかった、など思いを残すから身体に残っていくんだと。良い経験、楽しかった経験にしがみついていてもまた、同じような事と感じ、最近は毎日新たな気持ちでスタートをしていく毎日です。
というのも、今の私のお仕事はコーヒー豆を売らせて頂いています。今までの自分では無理と感じていた数を売ると決め、どうやって売っていくかを考え動き始めたら、自分が無理だと感じていた数を売れるようになっていました。
道の駅で立ち、一期一会かもしれないお客様と一人一人言葉を交わしコーヒー豆を購入して下さる流れが楽しく、毎日が新鮮で今日はどんな方が購入して下さるのか、と自分自身も新しい気持ちで毎日をスタート出来ています。
毎朝、車で走る外の雪景色を見ては先生の存在がありこの生命が生かされている事を感じ、神聖な気持ちになります。
今年も残りわずか、思いを残さずやり切りたいと思います。

いつの時もありがとうございます。