未来ある刻

本日の京都コンサートホールにおける大変尊いいだきしん先生によるコンサートに参加させて頂き、掛け替えのないひとときを誠にありがとうございます。コンサートが始まり、いだきしん先生が全身全霊でひとつの生命も取り残す事なく、全てを背負われて宇宙をも越えた何の境もない世界へと運んでいるが如くに感じ、息を呑むすごいとしか言えない体感で第一部が終わりました。。続く第二部では、対象がいる愛に見せかけた囁きか何かが蔓延ってしまった人間の悲しみから、無限なる空間で生命と生命が寸分の狂いなく一体となる事が愛であるといだきしん先生の奏でる即興演奏によるピアノ、パイプオルガンの音から身を以て体感するコンサートに参加させて頂き心からありがとうございます。アンコールの音色は錦が織りなす雅やか光景ともいつも心にある切り立った山々の麓に白い杏の花が咲く光景が心に広がるようで、言葉にするならば峠を越え春が訪れる喜びとなる喜びに満ちコンサートが終わりました。先月の迎賓館でのいだきしん先生のコンサートから生命に響き渡る音色の美しさはコンサートごとに更なる感動となり、本日はコンサートの一席に座らせて頂いている時のある瞬間に、何年か前に青森の地を訪ねた時に生まれた本音がそのまま生命の内に蘇る瞬間があり全てはこれからであると気持ちを新たに明日東京へと帰ります。ひとつひとつの行いを大切にすること徹して良い未来を生きていけるようこれからも向かわせて参ります。どんな事があっても何が最も大切であるかを心に動ける生命となっています事心からありがとうございます。

井波　晃