ミニサウンドシステム

ここ２か月ほど友人の母親のことで友人と共に病院に行く機会が多くありました。症状に一喜一憂する日々、少し前に急性期の病院から転院したものの高齢ということもあり、回復は難しく今は点滴のみとなりました。
今の病院は面会が可能ということで数回同行していたのですが、ふとポータブルの先生のミニサウンドシステムが病室で流れたら友人のお母様もご家族もどんなによいかなと考え、毎回面会の際に持っていっていました。しかし出せないまま持ち帰っていました。以前友人にコンサートの勧めたときにすぐに拒否されてしまって、その後コンサートの話はまったく出来ないでいました。
でも３回目、諦めきれずに出してBGMで聞いてみない？と言ってスイッチをオンしました。音が流れ始めるとお母様の表情が穏やかになりました。友人はその表情を見たからでしょうか、「これをお借りしてもいいかしら」と思いがけない言葉、もちろん喜んでＯＫしました。（帰り道はうれしくてスキップしたい気持ちでした）
音が流れ始めて少しして、院長先生が今後のことでお話にこられました。話し合いの中で友人は気持ちの整理も出来、方向も決まっていったようです。
４月に立ち上がったばかりの病院で「おうちにかえろう。」というユニークは病院名の
病院。急性期の病院と違うこともあるかと思いますが院長さんはじめ出会った方たちの
やさしさが心に残りました。
ここで先生のサウンドが友人のお母様の部屋だけでなく病院中に流れたらどんなに素敵だろう、そして先生のお写真、高麗さんの素敵な心模様が共にあれば　と思いました。
今回友人のお母様、友人がここで音を通して先生に出会えたこと心より感謝いたします。
本当にありがとうございます。