ありがとうございます。
京都から一度東京へ帰った姉と甥が、退院してから初めて飛行機にのって高知コンサートへ参加させていただきました。会場の扉が開くと爽やかな風が吹いて、大きな方がおむかえしてくださり、言葉を交わす前に微笑んだ姉のあんな姿にあったことがないというほどのしあわせに包まれている姿に、涙があふれてしまいました。先生、高麗恵子さん、ご家族の皆さま、皆様、ほんとうにありがとうございます。空も風も水も木も…むかうと決めたとき、はたらく回り、いのちのちから、そうしていただいていることに感謝よりありません。ありがとうございます。
コンサートのはじまる前に、楠の木の下に集いました。高麗さんの書き込みのタイトル「楠の木の下で」の文字をみた時、なんて素敵なんだろうとワクワクしました。本当にその場にいた時もワクワクし、草も葉っぱも高麗さんのお声に応答しているようにキラキラキラキラしているのです。ちょっと離れた位置だったので、講演会の内容はあまりきこえていないのに、何かがうれしかったです。小さい頃に何度も夢にみた方に出会え、はじまる高知での新たな時のはじまりです。
コンサートでのはじめの何分間は、あまりに重く深くある悲しい音にきこえてしまい、またもや涙があふれました。しばらくすると、何度もギアをかえたかのように場面がかわり、あっというまに広い世界に自由自在にいきている身体になっていきました。帰えられる方々の活気に、やっぱり沢山の新しい方々とコンサートを経験するのが愉しく、音のようにとどまらず活動していきます。
ありがとうございます。