十三夜

北へと向かうにつれ、お月様が透明度を増し、澄んだ輝きがとっても美しく感動しました。盛岡に着き、満月には少し欠けますが大変美しい月にしばらく魅せられ、眺めました。明日の先生のコンサートに備えていることをその光景が教えてくれました。神の時代の到来をお祝いしているようでした。今晩は十三夜と知りました。先月は仙台のコンサートの日が中秋の名月であり、８年ぶりに満月となる素晴らしい時でした。今月は盛岡で十三夜を眺めることができる巡りに東北の地の神が導いてくださっていると感じ、とても心がときめきます。

この度の旅は、盛岡、仙台､京都、高知へと行きますので、隙なく万全に備える気持ちで支度をしていましたが、気持ちとは反対で、なかなかきちんと支度ができずに、自分の弱点ばかりに気づき、ややもすれば嘆きたくなるのでした。出発の時には家の中でつまずいてしまい、怪我をする寸前で防ぐことができ、ほっとしましたが、一瞬の出来事で危ないところであったと感じ、足元がぞくぞくしてきました。とにかく、隙なく気をつけようと、気持ちは引き締めましたが、気持ちだけではなく、隙なく生きることを身につけていくことが必要であると身に染みます。昨夜のアントレプレヌールサロンのお話も、経験はもっと深く衝撃を受ける程に要であることを生命では経験していましたが､自分の言葉に表す時に経験を小さくし、部分的な理解ととらえられてしまうような表現になっていくことを表現した時の心理状態で気づきました。全体を表現することが必要と甚く感じました。それも感じたままに正確に表現することが必要と感じました。感じたことが正確かどうかも考えますが、正直に感じたままを表現することからはじまるということを改めて感じました。理解力や表現の曖昧さが隙となることを躓いたときもその後の場面でも甚く感じました。明日の、日付け上は今日となりましたが、盛岡でのコンサートは、そのままお聴きできるように努めます。

シリアが内戦と報道される状況となった時、私は捏造されていく報道に怒りを感じていました。縁あり、高句麗伝説１００回記念コンサートを開催した地でありますので、自分のことのように身も心も痛み、なんとかできないものかと、ここ盛岡の地にて空の更に向こうに心馳せ、おおいなる存在に問いました。解決への道は先生のコンサートをたくさん開催することと明らかに示していただきました。翌月からたくさんのコンサートを開催させていただくことになりました。その初日のコンサートに向かう時、勇んで車に乗り込もうと、戦車のような車に乗ろうとした瞬間、転んでしまい、怪我をしてしまいました。何故転んだかがわからない転び方でした。流れる血を見て恐ろしくなり、頭が真っ白になり､胸がドキドキしました。この連続コンサートは、ただ事でないのだから自覚し、十分気をつけるようにと生命からの声が聞こえ、仕切り直して出発しました。コンサートを経験し、転ばずに気をつけもせずにあのままの状態で動いていたら大けがをするか生命まで危なかったことであったとわかる体の反応がありました。自分では自覚できずにいましたが、大変なものをかぶっていたことがコンサート中に鮮明に見え、体は大変な痛手を受けていました。コンサートにてかぶっていたものがとかれ、解放されました。生命助かりました。先生のコンサートを開催することの意味をよくわかりなさいと言われたようでもありました。シリアの状況を変えたくて開催を決めさせていただいたのです。コンサートを開催することで世界の状況を変えられるとは、先生のはたらきをわからない方には考えられないことでしょう。が、私は先生のはたらきによってより、世界の問題は解決をみないとよくわかっています。世界の状況を変え、人類の未来を切り拓いていく為にコンサートを開催させていただいています。よくわかり、開催していくことをおおいなるはたらきかけからのメッセージと受け止めました。

この度の盛岡、仙台、京都、高知へと続く１０月の後半のコンサートは１０月１日の「天を祀る」コンサートからはじまりました日本の神が登場されたコンサートがあり、後半を迎えています。旅支度をしている時からただならぬ緊張がありました。ふとしたことはおおいなる働きかけと受け止め、考え、改善し、大切なコンサートに備えます。

夜空には心模様が描かれたように雲の動きがドラマチックです。風に流れる雲の合間から美しい月がその姿を現す時、厚く覆われた覆いや誤魔化しが取れて、生命の深奥に輝く真の光を見るようでドキドキします。盛岡でのコンサートに備えることが大切と教えられます。盛岡は寒いことに驚きました。８度と記された表示板を見、昨日までの東京の気候や気温とはまるで違うので、驚きました。皆様も温かい身支度をし、お越しくださいませ。ありがとうございます。