「まほろば」

10月15日、府中でのコンサート、そして三日間連続のコンサートを、まことにありがとうございます。
高麗さんがコンサートメッセージを記して下さり、書き込みとともに拝読し、畏れとともに先生のおはたらき、途轍もないコンサートに唯々頭が下がるばかりです。

一部のメッセージの最後の「大和は国のまほろば」とのお言葉、高麗さんの御声が深く心に響き、「真」を考えながら、はじまりの音から軽やかで心地よく、躍動あふれる音の連続に、自由を感じ、生きていけると喜び湧き熱くなりました。ひかり注ぐ素晴らしい空間に身を置き、世界にひろげる、そのために生きたいと生まれます。
二部のメッセージはどきっとし、心にしみました。8月にある一つのことを通す経験をしましたが、自分自身も限界を感じる中、せめてもの気持ちでした。しかし、自分自身のうちに「卑怯」という状態は悲しくも有ることを認め、真に無くしたいと望み聴かせて頂きました。心身を浄めて頂き、輝く生命となっていけるようして下さり、生きれますことはどれほどのことか、あらためて受けとめます。
先生、高麗さんがおられ、今の時にいのちあり、ここに在ることに感謝よりなく、有り難いばかりです。

「饒速日命」の演奏を聴かせて頂いてから、自分の内で居ても立っても居られないものが動き出しており、要の時、尊い経験のままに動いていきます。
まことにありがとうございます。

天田敬子