瞳の向こう
京都御所南「高麗屋」さんの前の落ち葉はきをしていると光をうけ キラキラと 舞ってくる美しい葉っぱと空と速い流れの雲も、高麗の看板のある光景のなかで歴史の一頁をみているようにみえてきます。高麗さんが京都の地図をばさっとひろげ、みえた京都の三地点の一点地。王さまに会いに 国づくりの要人が集う場…すごい地点に立っているんだなと感じます。ウインドウに展示されている高麗恵子さんの書の墨文字が 浮きあがり 計り知れない存在感に 息をのみます。何人もの方々が立ち止まり、その空気を辿るように身じろぎせず、読まれておられる場面に遭遇します。
ほんとうに、ほんとうのことをわかる方にお会いしたいのだと深く感じます。
高麗恵子さんが幻の高句麗カフェをはじめられると、誰がなかにいらっしゃるかわかっているように、生命の反応は書から、高麗恵子さんへ会いにいくように流れていきます。今までとはまるで違う時を実感します。
高麗屋さんからコーヒーをいただき詩を書いていただいて出てくるかたがは、明るくて大きくて、ふかふかで一体なにがあったのかなと感じる程豊かです。中に高麗恵子さんがいらっしゃる高麗屋さんの外売りをしてたっていて、楽しいってことは、こういう事と、駅ナカ販売で立っている状態がちがっていることがわかります。
幻の高句麗カフェが終わるころ、高麗さんのいくてに光輝くお月さまが登り、いっしょに喜べることまた力であります。
その後、京都事務所での講演会に参加いたしました。高麗恵子さんが語りはじめる時、高麗さんの瞳はずーっと先の未来をみているようで、その未来を辿るとどこまでもさかのぼり 古の風の音のように一筋の笛の音が響いているようにも感じ、今ここに表現されていく 言葉 お声の深さは、一人の人のいのちの奥深く、魂に語りかけていただいていることがはっきりとわかりました。表面的に活動内容を伝えている自分をわかりました。会っている方とちゃんといて、誰にあっても 経験した本当のことをお伝えします。
尊い一回一回をありがとうございます。