そんな方がいるんですね

本日は仙台高麗屋さんが入っているビルの入り口で、「高句麗の風」のチラシまきをさせていただきました。
仙台のアーケード街は独り歩きの方、カップル、赤ちゃんを連れたご夫婦、子供の手を引いて歩くお父さん、3世代家族、犬の散歩をしている方、職場のグループ、原発稼働反対のデモの列、伊達武将隊・・と様々な人が行き交い、人込み・・とまではいきませんが賑わっていました。アーケード街には絶えず風が吹き、両側に飾られた短めの吹き流しが、ひらひらと一斉に揺れ、心地よい通りとなっていました。
そんな中「高句麗ってなんでですか？」と一人の男性に声をかけていただきました。高麗さんの存在をお伝えすると
「そんな方がいるんですね・・」
と深く驚かれておっしゃいました。
その方のお話の中には「高麗神社」「白頭山」という言葉も登場し、しばし足を止めて話続けられ、「今度、高麗屋さんに行ってみます」とおっしゃって立ち去られました。

私が行きつけの歯医者さんから、初めて「高麗恵子さん」のお話を聞いた時、この男性と同じように
「そんな方が、日本にいらっしゃるなんて！！」
と大変驚きました。歴史上の出来事と現代がつながった感じがして、「本当なんだ・・・」と驚いたのです。
ところが、私がコンサートのご案内を始めてみると、同じように驚く人がいないため、がっかりしていました。だから、今日お会いした男性が驚かれた時、
「そうなんですよ！！！」
と共感の喜びを伝えられました。

朝から精神的にもやっとした感じがあり、澄み切っていたわけでははなかったので、スペシャルな出会いが出来て、ほっと安心しました。

いのちが生きる活動の場をいただき、ありがとうございます。

高橋　由珠