母、無事に退院いたしました。

きょう(日付け変わり昨日となりました) 母が退院して家に帰ってくることができました。コロナ禍で面会はできず３週間前の手術の夜以来はじめて会った母は、痩せて疲労困憊の様子ありありでした。しかし会話や記憶はしっかりと手術前よりも頭は冴えています。術後回復ができずそのまま寝たきりになることもある大手術をこえて、こうして無事に帰ってこれましたことは、どれほどの幸運と、どれほどのサポートをいただいたことでしょう。先生。高麗さん。とても言葉にならない感謝の気持ちです。主治医であり執刀医のドクターはこれ以上ない知識と経験を総動員して15時間戦い抜いてくださいました。こうしていただいた命をどう生きるか、これからが問われ身がひきしまります。なにがどうということでなくすべて、日常生活環境から食生活から、すべて新しい風のなかではじめていきたい気持ちです。物置になっていた兄の部屋の荷物を運び出し大掃除して母の部屋をつくりました。仲間が駆けつけてくれて先生の写真パネルや高麗さんの心模様作品やマーブリング作品を飾りつけてくださいました。今さらながらに、先生の音や高麗さんの生みだす空間がどんなにやさしい生命いきられる場か。しまいこんでいた宝物が風にふれ輝いています。
たくさん支えていただいて本当にありがとうございます。ありえないほどの恵みへの感謝の気持ちは新しく生きてあらわしていきます。堤 康晴