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真心を潰さずに


昨夜寝る前に、高麗さんといだきしん先生の対談を聞かせていただきました。

そして今朝、目が覚めたとき、一昨日からの問いに答えを得ました。

今私が就いている仕事は、処理時間を毎日記録し、短い方が品質の良い仕事と判断されます。
けれども私は時間がかかります。
自分の真心を活かし、一人一人のお客様の話を正確に聞くことをしていると、その間同時に記録も残す…ということは、一点集中型の私には出来ません。その上、後から読んだ人がストレスなく読めるように記録しようとすると、言葉選びに時間がかかり、手早く記録することが出来ません。
しかし、「私は遅いから急がなければ」と自分を急き立てたり、上席の「もっと早く!」という指示を意識したりすると、緊張して仕事に集中できず、頭が混乱してきてミスに繋がってしまいます。
「私はスピードを要する仕事には向いていないのだろうか。他の人に負けてしまう。いだき講座受講生なのに勝てないのは、どこか私が間違っているからだろうか。でも、慌てて真心を潰すのは嫌だ。私は穏やかな気持ちでいてこそ、頭がちゃんと働き、正確な仕事が出来るから。」
と、矛盾を感じ、これはどういうことなのか、考えておりました。

そして今朝、
「真心を活かして働けてこそ、勝ったと言える。スピード重視の圧力がかかる環境で、その恐怖に負けて真心を殺すのではなく、大切にして働くことが勝ちなんだ。」
と、自分の生きる姿勢が決まりました。

この答えが、昨日の高麗さんといだきしん先生の対談の真意を正しく受けたものなのか不明です。全く見当違いであれば、申し訳なく存じます。けれども、私はまた一つ、頭にある自分を脅す言葉から解放されましたので、感謝を伝えたく、書き込ませていただきました。

ありがとうございます。

高橋 由珠

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