新宇宙空間
昨日、荻窪に到着したのはコンサート5分前、イヤホンから堤さんのアナウンスが聴こえます。何としても最初からコンサートに参加したく、間に合わないと諦めるより前に猛ダッシュで道を走っていました。会場に息せき切って到着し着席した途端に、高麗さんのアナウンスが始まりました。第一部「夢か現実か」間に合ったと感謝しながら、息を整え汗を拭うのに必死な有様でした。メッセージが浮ついて定かでない中、夢は夜見るものと思い込んでいないか、頭は同じ、昼も夢を見たままでいないかとの問いかけと受け止め、お聴きします。何層もの膜が被さるようにあります。一枚剥がれては膜が現れ、また剥がれてはと繰り返されます。永遠に続くかと思われる、その繰り返しに歯痒さが残りながら、休憩時間となりました。自分の頭の状態と知りました。
第二部「愛は夢か」「新しい世界は、愛に満ちています。」とのメッセージに続く、ピアノの第一音から浪漫溢れる世界であり、胸がときめきます。突然、聴いたことがない音に驚き、思わず目を開けました。これが、新しい世界でしょうかと、目を見張り先生に問いかけます。もうアンコールかと一瞬思った程です。新世界の展開に夢中になりました。更に本当のアンコールは、先生の舵取りで新宇宙空間を旅しました。このハイリズム、このハイスピード、何もかもが最高と叫びたくなるコンサートです。身の内に刻み、動きたいです。ありがとうございます。