自律

昨日の三鷹のコンサートは、あまりの壮大なテーマ「生命の源」に対して、理解しようと乏しい知識を総動員していました。生命発生した40億年前をとても考えることなどできません。まさに、とりあえず琵琶湖は400万年前か〜、と最近母を伴い行った琵琶湖博物館での経験を思い出していました。何千種類という生き物が生息していて、絶滅した生物の化石もたくさん展示されていました。多くの生命あって人間もあると感じます。先生のピアノの音から深く暗い海底からドンドン気泡が湧き出し、海が創られていくプロセスを経験しているようでした。肝心の生命の発生する瞬間を認識できませんでした。生意気な頭で捉えようとしていることが今日になってわかる次第です。第２部の「一人でも生きられる愛」のタイトルに、何故かホッとしました。さらに続くメッセージの中に「一人の生命の中に愛が満ちてこそ関係の中で愛は成立し育まれていきます。」のお言葉をお聞きして、やはりそうでしたかと自分のことを考えると腑に落ちます。自分の生命の中には愛が満ちていないことで、自律できずに高麗さんにぶら下がり、関係を切ってしまうような事ばかり起こすことを解決したくてコンサートに臨ませていただいています。さらに続くメッセージ「たくさん経験して初めて一人の命の中に愛が満ち人の人生が決まります。」をお聞きして経験できることがありがたく、ただいることに努めていました。自分が思い描いた「愛が満ちる」という「愛」は何か間違っていることに気づきました。我のような、業のようなものを愛と感じていたのかもしれません。もっと、素直に純粋に先生の演奏を経験しないともったいないと感じます。でも、経験できるからわかっていけて、こんなに尊い機会はありません。今日も三鷹のコンサートに参加できる幸せをありがとうございます。