愛
新宿文化センターは大好きなホールです。パイプオルガンの深い響きはホールの構造なのでしょうか、右側に聳え立つパイプオルガンの音が左側にも反射して、音が直線ではなく、右左からの圧倒的な音量と響きに包まれます。宇宙は遠い彼方ではなく、パイプオルガンの音に現れ、空間を包み、宇宙は遠い存在ではなくなります。地球と宇宙、無数の星の存在や惑星は、ある法則により、秩序により、存在していることを間近に感じます。懐かしい空間を旅しているようにも感じ、抜けるような青い空が印象的だつたバールベックの空間が地球を現し、地球も、宇宙も、すべては愛のなかに存在していました。2部も愛でした。
メッセージをお聴きしているときから涙ぐみ、自分のことよりないのは、いかに宇宙からも地球からも外れているのか、そのまま受け止める涙はやさしいです。
帰るところは愛、愛よりなく、すべては愛でした。愛は宇宙であり、全体であり、ここから外れれば、地球から外れ、自然は許してくれないでしょう。みんな関連して生きている。だから自分という自我は生命体から外れています。大きな何かを成すという目的はなく、人を大切に、やさしく、尊び、幸せに生きるのはすべてにやさしい、やさしいことから始まります。
愛が柱となってアンコールが終わりました。