講演会に参加して

「水と空気が合わさって」、と何度もつぶやきながら目がさめた不思議な朝でした。
いだきについての講演会に、好きなことにはまり時間をわすれたため、はじまる時間に遅れてしまい、後ろの席で聴かせていただきました。昨夜は、前にチケットを買って下さった方が古物商の方でその方から頂いた高句麗壁画集の本に夢中になってみていたためか、壁画を通して存在する豊かな精神のありようは高句麗時代の王を中心としたことであり、今の高麗さんはすべて持ち合わせておられるように感じ、この度の講演会は、高麗さんを囲んで、大勢の方々と、多次元同時存在を経験した今、永遠の世界からあのように、代々の高句麗の王様、東明王様、好太王様、長寿王様、王に仕えていた人たちや得体のしれない存在もすべて王様の愛につつまれて、ある、と創造はつきぬ、畏れ多い空間であるように感じました。
ビデオ講演会では、個人で動いてもつまならく、コンサートで経験した空間で生きる状態の、おおいなる存在とつながって動くことのはかりしれない未知への希望と、個人の思いで動くのはまったくちがうのだと頭に言い聞かせていますが、そことのギャップを埋めていくこれからのコンサートでの修行と感じています。ビデオ講演会後に詠まれました即興詩は、ふうっと風が大きな木の下にふいてくるようでとても気持ちがよく、終わった瞬間拍手をしている自分がいました。
ありがとうございます。