外と内がひっくり返る
コンサートに行く前に些細なことで腹を立てていました。直ぐ頭にくる性格は子どもの頃からですが、癇癪持ちで引きつけを起こす子どもだったと親から何度も聞いたことがあります。仲良しの友達はいつも周りにいましたが、喧嘩をすると謝るのはいつも仲良しの友達の方からでした。家庭を持ち、夫婦喧嘩も、もうやめようかと何度思ったことか。。
過去の繰り返しに懲りずにいることを1部のメッセージでズバリ宣言されたようでした。意識散漫になるのはまだ抵抗しているからなのか、ど真ん中に入っていけずじまいの1部だったように感じます。
2部もどこか疎外されているような気持ちがまだ残っていながら、疎外感と、光と、交差しながらの出会いが何度も起こりながら、やっと辿りついたのは、癇癪持ちの自分ではなく、信じられないほどあまりに真逆な私でした。すべてを慈しむ愛が心のなかに押し寄せてきて涙涙になります。もうこの涙を自分で疎外することなどできないほど真があらわれます。これが私…と認めがたくも、慈しみ、すべてを受け容れる愛のなかで、共にいるのは紛れもない私です。そしてアンコールまで、すべてを生き返らせてくださる先生の渾身の演奏に、生き返ります。と答えました。目を閉じた周りの空間がどんどん拓かれていくのがわかります。身体には一瞬にしてまるで龍が駆け昇っていったかのような凄まじいエネルギーが突き抜けていき、衝撃のままコンサートが終了しました。
まだ内と外のギャップに戸惑っています。どう現したらいいのか、戸惑いのなかです。