KEIKO KOMA Webサロン

問いと答え、わかること


「内面は心である」ことを いだきしん先生に明確に答えていただいてから昨日は色々なことが一気に解けていきました。実はその答えは意外でした。なぜ意外だったのか?と自問すると心や精神、魂などをどこかで分けて捉えていたからとわかりました。心が精神となり魂になるという、本来は一つのものから生まれている「状態」であり「言葉」であることをきちんと理解できていませんでした。古い頭、観念に呪縛されている意識が露呈しました。

そこで気になったのが言霊の「あ・い・う・え・お」でした。「お」は意識=頭で、五音の最後にあるのに人間はいつの間にか「お」が最初になってしまったことを前の講座でお聞きしていました。わたし自身が「お・え・う・い・あ」と逆立ちした人間であることをあらためて「内面について」の問いと、先生との対話の中で理解しました。最近は質問すると途中から必ず先生から「古い頭」とのご指摘をいただくことが続いています。先生との対話には集中していますのでお聞きしている時はストンストンと腑に落ちているのに、ポイントだけでもメモを取ろうとする意識がわずかでも出てくると外れる経験が多いです。「今」、から一瞬外すと宇宙の遥か彼方に飛ばされていくような体感です。昨日もそれを感じました。ノートには自分にも読めないような文字で「心」だけがいっぱい書かれていました。「心」をわかるために書いた文字の「心」で結果的に半端になってしまったと反省します。直します。一方でわかったことが多くポジティブに一歩前進です。

「ことばはいのち」。先生への質問が対話になる時はきちっと自分自身の生命が働きますが、わたしの質問の声だけで先生に祓われてしまう経験もいっぱいしてきました。そういう時は自分が発する言葉に負のエネルギーをのせてばら撒いていると自覚はしてきました。それでも受け止めていただく先生には本当に申し訳ありませんが、今は先生との対話以外に答えは出ないのが実情で、早くこの状態を抜け出し真っ当な人間になることしかないと痛感します。自ら問い、答えを出すと意気込んでも例えば「内面は心」と明確にわかることは先生にお聞きするしかなかったこともあらためてわかり、いつまでも問いを自分だけで考えて答えを出しても真っ当な答えに行き着かず、彷徨うばかりであることも今回よくわかりました。自分で答えを出すことは基本ですが、出した答えを先生に質問することで正され、そこから「自分でわかる」ことを今更ながらによくわかりました。

先生のお答えから紐解けていく先に見える世界は「全体であり一つ」の世界です。「内面は宇宙より広い」、海外コンサートの記者会見で先生が明確に表現された場に居合わせた時から内面と宇宙、そしてその後、宇宙の生まれる三段階前までもが一つであることはかなり強烈に身の内にインプットされていました。「今」に過去も現在も未来もあり、「時間は流れない」ことはまた別の「ある時」のお話からよくわかりました。

この1年間、特にこの4月から先生のコンサートや講座を次々と経験させていただく集中合宿のような毎日です。先生があらゆる角度から表現されることは「真の愛」に尽きると感じながらも「真の愛」に行き着くには内面の変容、存在論的には内面の実存的変換を経験する以外にありません。「内面は心」がわかることで様々な言語が錯綜していた状態から抜け出て、一段階ぐっと前進できた東北の一日です。
いつもありがとうございます。

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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて
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比叡山工房より