KEIKO KOMA Webサロン

人類史の王


府中コンサートを迎えた朝、目が覚めた時から、ちがう一日でした。苦しい状況は変わらないままにあっても落ちることも止まることもない透明な光につつまれてコンサートの準備は進んでいきました。客席にお客様のいないコンサートなのになぜかいつもに増して緊張が高まってきます。先生が会場に到着されました。すぐにリハーサルと調律を2回繰り返されました。そして開演メッセージの作成がはじまり先生が演奏テーマを言葉にされます。その第一部の御言葉に身をただしました。畏れおおく清書する手が震えました。あっというまに開演の時間になっています。高麗さんの御声で響くメッセージ。神聖なパイプオルガンの音。なにがあろうとも敢然と生きて道をひらく次元のちがう存在にふれました。
さらにさらにピアノの音は、みなもとの空間へと・・・しらないのになつかしいみなもと。やさしく満ちる体。未来。
美しい魂、強靭な肉体、渾身の集中で次々に向かうこと、、メッセージの御言葉を演奏によりそのまま経験させていただきました。
このたびの緊急事態宣言下で高麗さんは世界を巡った「高句麗伝説」の上映会をひらいてくださり、同時に先生はずっとスタジオで「高句麗伝説」の音づくりをしてくださっていました。アントレプレヌールサロンで朱蒙様のお話がありいよいよ5月13日から「高句麗伝説」3日間へと向かう最中、この世界に金字塔が立ったかの特別なコンサートでした。33年前のライブ録音CD「高句麗」のジャケットに、高句麗という国は人類にとって滅びてはいけなかった旨の先生の言葉があり、初代の王・朱蒙様の存在について33年前に既に表現されています。そうした先生と高麗さんの年月があり、今いよいよ、世界の危機にあって顕れる人類史の希望に畏れを感じます。
朱蒙様の放つ弓矢、とお聞きして浮かんだのは、高麗恵子さんの言葉、です。次元のちがうところから発する高麗さんの的確な言葉は光の矢と感じます。時は「高句麗伝説」へと。あまりにも尊い時を真にありがとうございます。堤 康晴

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京都 八坂より
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歴史の大ロマン
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高麗恵子スカイロケットセンターにて