温かな泪

裡からの涙が何度もこみあげてきます。広瀬川の川縁の晴美さんと先生のことを思い浮かべて。どうしてこんなにと思いますが、ほとんどお会いしたことがなくても先生を通して晴美さんの存在は、私にとっても大きな意味を持っています。今を生きている私が申し訳ないくらいです。
風は冷たくても、快晴の空の下、鳥たちの恋の季節です。昨日は珍しく白い波がしらが立っていた瀬戸内の海も今日は光あふれて。宝石を散りばめたような光の海になりました。
盛岡に集ういだきの今は何をもたらしてくれるのでしょうか。
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ただの感傷的な涙ではなく、新しい時を作っていける一人としての幕開けをと。