内面の表現
迎賓館コンサートをありがとうございました。
先日の京都でのコンサートに続き、迫力のあるピアノの音に圧倒されました。ピアノの一音一音に集中していると、普段から、このように自身の内面の機微に注意を向け、それをないがしろにせず「行為」の中で表現できているだろうかを問いました。それは、人との関係ひいては愛に関わるたいせつなことと感じたためです。
一方、ことばでは表現できず、ましてや科学では再現することができない、古代文明における神々の表現形態を例に、なぜピアノによる表現をされているかについてお話しがあり、ここでも「愛を」解釈し対象化する自分中心の傲慢さと頭の悪さを自覚し、内面を感じたままに表現する謙虚さが必要であると改めて認識しました。
ありがとうございます。