地球に抱かれているようでした

三鷹コンサート、第一部、地球に抱かれているようにあまりに気持ちよく、眠ってしまいそうになります。地球で生きる生命ひとつ、意識的なことを取り除けば、こんなにも気持ちがよく、地球という大地に抱かれているような感覚がとても幸せでした。

二部では２階席後ろで、何度か椅子をわざと動かし、邪魔しているとしか聴こえない大きな音がしました。今日はやたらと音が気になり、なぜ外に出さないのかとまで腹がたちました。ステージを見れば先生はどのようなときもピアノに向かわれる姿勢を崩していません。一瞬の隙をつかれ、命を落とすこともあるのです。外側へと気を取られていては瞬間瞬間を逃していくことと気持ちを正しました。感動に次ぐ感動は地球の海が波になっては押し寄せるような畝りのなかで体の軸が決まっていきます。外国ツァーでよく一緒に行動した友達は今はコンサートに来れない状況ですが、今会えなくても全体のなかで共にいることを感じられたのがただうれしかったです。人はどんなときも出会いがあったら忘れない存在となり共にあるのだと感じます。
どこまでもピアノを弾き続けてくださる先生の大きな存在は毎回想像を遥かに超えていくことを示してくださいます。

２日間のコンサートをありがとうございました。