8月10日府中の森コンサート

アントレプレヌールサロン、そして5回目の府中の森コンサートをありがとうございました。第一部の純粋悪をお聴きし、今起こっている自粛警察や我が家に起こったことに重なり納得しました。善意でやっていたことでも悪の純粋性、なんともゾッとする事でありながら、身近にある闇と感じます。すぐにバウマイスターから、純粋悪の神話にたどりつきました。悪とは何かから始まり、殆どの悪人は自分を悪とは思っていないことで、暴力への誘引は、あまりにありふれていることがわかりました。批判されること、侮辱されること、欲求不満であることなどが、人の攻撃性を増加させると書いてあります。アントレプレヌールサロンの中で暴力のことを判るようにと言われたことに重なります。純粋悪は誰でもが陥る可能性のある人間の側面なのでしょう。ピアノを通して一貫する姿で、揺るぎのない闘いの姿を見ました。何と闘っているかは私には見えずとも、その強く美しい姿に脱帽です。
第二部の存在を現す現存在は、とても強く美しくありました。そのおかげでしょうか、2回目のアンコールは波のように全てを一層されたと感じ、身体がすっかり軽くなりました。心からありがとうございます。

アントレプレヌールサロンでご紹介いただいた猫組長の本を、早速買い求め読み始めたところです。金融の裏側で起こっている現実に驚き個人では太刀打ちできない世界を知り始めました。またSDGsの持続可能な社会についても、ニュースに流れているのは知っていましたが、内容を自分で確認したことはなく、私が所属する会社のホームページにも載っている事を初めて知りました。これからの子供達のために、実現できたら希望と感じる内容でした。SDGs、それでどうする大人達？と子供達に問われているようです。
大きな時代の分かれ目に来ている今、誰と生きるのか、どう生きるのか、幼い子供に堂々と会える生き方なのか、を自問します。本日は府中の森コンサートの最終日です。危険な暑さになっていますが、本日も何卒よろしくお願い致します。ありがとうございます。