6/23の経験
よくコンサートまでたどり着けたものだと感謝の気持ちに堪えません。
京都駅でマーブリングの美しい方々とすれ違い挨拶を交わすとき、これまでない柔らかで優しい花のような風が通り抜けます。
行きの電車では着席したところ眠ってしまい、北山の駅に到着したとき見ず知らずの受講生の方に起こしていただき無事降車することができました。ありがとうございました。以前も体力あるのに電車で着席をして恐ろしい目に遭いました。自分に取り象徴的な出来事で二度目なので次はないと感じています。
コンサートでは第二部で清里というところのミルクポットが何回も浮かび、清里というところはバブル期は原宿のように賑わいながらも現在は、そうではない、失礼な表現を使えば廃墟のようになっているところです。自分の頭というか成功体験がこの時代で終わっていることを感じました。一部では過去に自分がしでかした失敗ばかりが想い浮かんで、それに伴い癖であるマイナスな気持ちが浮かびに浮かんで、苦しみました。
帰り道に鏡に映った自分の姿に、さっきまで頭の中に居た人ではないことを見て、『案外この人ならやり直せるかもしれない』と希望を感じてしまい、どこまでもお目出たいなあと呟きつつ、過去ではなく今、今と未来を見ていくことでしか生きていけない生命を感じるのでした。
ありがとうございました。