KEIKO KOMA Webサロン

6月23日の日に


沖縄の慰霊の日でした。失念していた自分が恥ずかしく感じます。演奏中、戦争の爪痕をなぞる気持ちと鎮魂の気持ちとでもって聴かせて頂きました。そうでした。沢山の日本人の命のもと私は暮らしていることが思い出されました。最近は巷の空気感か、自分が沢山の命のお陰で存在していること、命の繋がりを忘れ、一人で生きているかのように傲慢な心理状態でした。特攻隊員たちの日本に捧げくれた若い大切な命を思い出しました。知覧を訪れた時に必ず報いると強く感じた自分を忘れているとは、彼らに面目がないです。そして今も世界中で続く紛争、人殺しを考えると、とても浮かれてはいられないとウクライナからの方々を感じながら、他の国々を想いました。第二部での「頭」。後半、鼻の付け根のあたりに内側から押されているような圧を感じるときがあり、その後 頭に血が通ってくる感覚がありました。頭の中をジェットコースターが走り廻るような、お掃除をしてくれているか悪いものを食べていってくれているような感じを受けました。終わる頃には、色々な人と色々な想いをしてきましたが、自分も人も、これが「人間」なのだと不満も受容に替わり微笑に到りました。また花束のお子様は、何と愛らしいことでしょうか、心から笑みが溢れ、拍手を力の限りにおくらせて頂きました。そして会場一杯からのお祝いの拍手を自分もともに贈らせて頂きました。
ありがとございます。

田嶋利江子

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インタビューです。
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ウラジミールさんの友人
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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて