KEIKO KOMA Webサロン

3月11日を経て


翌朝は満ち足り落ち着いた自分がありました。一通りの日常をこなし、午後からでかけるにも一連の時間の使い方に流れがあるように感じられます。一昨日のコンサートにウクライナや他の国の方もお見えになっていたと拝読し、嬉しく感じられました。去年コンサートにお越しになり、あれからどうされたかと先日気になっていたところでした。今月に入り、益々自分の癖が浮き彫りとなる経験を致しました。昨夜のコンサートにて「癖」と改めて気づかせて頂き、新しい経験より癖を解消することはないと伺ってもおりましたので、自分の中で考えた結果は、「癖」と真逆の場に飛び込んだらいいと至りました。過去の、もしかすると古に作られた「癖」は、命を蝕む他は何ものでもないと実感するところです。同じ音を聴きながら一人一人の変化は違い、私自身感じたことは、第二部での演奏が中心の深くに響き呼応し体中に別なエネルギーが注がれるようで、「愛」の源流に浸る経験をしました。翌朝の自分は何か成長したと感じられ、人それぞれにこのコンサートにて成長されたのだと感じられます。自分の中で浮かんだ例えでは、ある植物の種、成長過程のある時期にに太陽を存分に浴びなければ、その植物の特質を生かしきれない種があったならと考えました。その種が太陽のそう当たらない環境に育ってしまい、特質を生かせないよう育ってしまっても、先生のコンサートは、あたかもその必要な時期に太陽を燦燦に浴びた経験をし、成長させて下さっていると感じられます。自分の偏りは「普通」と思い込んでいた自分、またこの「普通」も苦しいのに、そう感じるのも「普通」とぼやけた自分であったことを実感します。「愛」の経験は、かけがえのない自分を自分でも大事にしたいと生まれ出づるものがあります。
ありがとうございます。

田嶋利江子

KEIKO KOMA Webサロン
高知県立美術館 ホールにて
KEIKO KOMA Webサロン
狛江エコルマホールにて
KEIKO KOMA Webサロン
結工房にて