京都応用コースを終え

Kさんのことを書き込みしますと約束しました。この場を利用し申し訳ございません。今月の頭に出会い、ロームシアターへ来られる方です。とてもご家族を大事にされているご様子で、先生、高麗さんのお話しを私が驚くほどにスッと理解し、コンサートも是非行きたいとのことで、ご家族にも聴いてもらいたいと考えていらっしゃいました。ストレートに話をして疑われるといけないとのことで、思考こらして連れてくる手段を考えておられました。ご本人はとても敏感な方で、ここ数年原因不明で体調を崩し、治ったら次、また治ったら次と色んなところを患ったと伺いました。コンサート前は解決される問題が浮き彫りになるので何があってもお越しくださいとお伝えしたところ、返ってご心配になられ、体調が悪くなって来れなかったらどうしようかとのことだったので、安心してもらいたく、ウェブサロンにて表現すれば状況が変わることもあるので書き込みをさせて頂きますと約束をしました。ご両親とご主人と「問題」を抱える甥御さんといらっしゃる予定です。無事に来られますようにと祈ります。再びシリアの上映会のことで恐縮です。私の中にここまで「やりきれなさ」が残っていたのかと本日の応用コースのピアノの演奏で驚きながらも、心の内ではむせび泣くほどに辛くありました。三人の若い兵士の死に際の場面が思い出され「どうして未来への希望に輝くはずの命を無残に引き裂くのか」と本当にやりきれなく感じられます。また知覧の特攻隊も浮かびました。そしてふと彼らが笑顔を向け「平和」を望んでいることも感じられ、お願いをされている気持ちにもなりました。私は彼らの尊い美しい命を生かさないといけないと感じます。明言された世界を変える中心は「ここ」より、点在していた「ことば」がセンターに集結し大きな渦となり回り出しているような感覚にあります。「霊性」特別優れた人、スーパー能力とのことに、以前も伺ったように思いましたが、そんな言葉だったのかと驚きました。私も含め日本人は特に「普通」であることに安心する傾向がありますが、「普通」が嫌とお聞きし、確かに「普通」はおかしいと感じられました。「普通」は皆と一緒ということですから、個性などないことであったと開眼するような感覚で聴き入り、「霊性」を改めて仰ぎ見、そうあれる私たち一人一人なのだと自覚と実践と成したいと感じます。
ありがとうございます。

田嶋利江子