歴史的出会い、未来
先週、府中で「私の出会った高麗恵子作品展」に伺いました。命に飛び込んでくる詩やマーブリングの作品は生き、未来を示す道標のようです。作品と共にある皆様は中の光の輝きがますように嬉しさと喜びに満ちた笑顔が今も心にあります。昨日は旧大津公会堂での作品展に伺わせていただきました。11人の方々が出会われた高麗さんの展示された作品の前に立つと、いだきに出会われたひとりひとりの魂の歴史にふれ、重厚で壮大な絵巻物を見るような体感となり、さらに高麗さんがいらっしゃり作品をご覧になるお姿に足元から鳥肌が立ち、ただならぬ場と感じました。その方の「真」あらわれ、いだきに出会うということがどれほどに奇跡的で尊いことか伝わってまいりました。真をあらわす、とはこうしたこととわかってまいります。
高麗さんの講演会「本音で生きてください 高句麗伝説に向かって」では近江と高句麗のつながりを聞いていると歴史の中にある感覚となりました。またエチオピアのことをお話されるとまるでエチオピアにいるような体感で不思議な感覚となるのです。行ったことはなくともエチオピアの大地の空気、土のにおい、母なる大地がリアルに伝わってきました。450万年前から存在していた世界三大古代湖であるびわ湖とエチオピアの地とつながっているのを生命では感じるのです。神と離れて生きることなどなかった神代の世の光景が浮かぶようにびわ湖の神秘は内面に語ります。
ゴデの地で入院していたマラリアのこどもたちのこと、約束したレントゲンを3ヶ月後に届けにいかれた時、誰ひとりとして会える子はいなかったということは何度も聴いた事はありましたが衝撃を受けました。いまだ紛争で飢餓も絶えず社会の仕組みの問題で生まれた生命が生きられない現実がある事を生命で自覚しました。支援活動は生涯していくとも伺い、気持ちとしてコーヒーを販売、提供させていただけることでお役に立ちたい気持ちとなります。
講演会に参加させていただき、5-12京都、5-13の大津と2日間連続の高句麗伝説は一体、何が起こるのでしょうとただならぬ予感とときめきに満ちています。はじめて講演会にご参加の方々は名残惜しそうに、皆さんが出会われた高麗さんの作品をみたり、高麗さんとお話されているのが心にあります。販売用にコーヒーをお持ちし、高句麗伝説と出会いの機会を創りたく動いていきます。作品展からビデオ講演会、講演会とありがとうございます。