出会い
もうコバノミツバツツジに出会えた!
六甲山地が全国有数の自生地であるこの山つつじ 桜と同時に開花すると知っていたが、桃の節句の日に 芦屋の会下山遺跡近くの山道で、陽光を受けて輝いていた 楽しい予感を伴い、美しい思考を勧めてくれるように!
そして、もう一つの出会いもあった
先日、S夫人のサロンで、出会った年配の女性
40年も海外に暮らし、去年か、神戸市東灘区の自宅に帰ってこられたとか
サンフランシスコの郊外の山歩きが楽しかった、ぜひ六甲の山歩きに行きたいものと
魚屋(ととや)道ならいつでもご案内しますよ、と引き受けて、今日実行したのだった
そして、彼女とコバノミツバツツジとが似ているようにも思ったのだった
誘われるままに、森北町の彼女の住まいに行き、歓談のときを持つ
彼女は不思議な人だ、問わず語りに自分のこれまでを、あれこれと話してしまう
東京生まれだとか、家庭の崩壊とか、賢人との出会いとか、自分の志とか……
人がほんとうの思いを語り、ともにその言葉を分かち合えるような機会を創りたいとも
気が合うというのはこういうことか、告白とか相談とかと違う会話が続いていくのだ
そして、わたしはまた彼女の喜びと悲しみの双方に出会えたような気がするのだった
たった2時間ほどの山歩きだったが、充実した時!
もう最高の楽しさだったと、彼女からのラインあり
あなたも是非詩を書いてみたら、と心から勧めたい