2/20仙台コンサート

又、先日の三鷹応用コースにて母の事で質問させて頂きありがとうございました。帰宅すると、母は前向きになっていて、体重も痩せてきた！頑張った甲斐がある！と喜んでいました。確かにほんの数グラムですが減っていて、2人で喜び合いました。翌日は近所の美味しいお肉屋さんのお肉を焼いて、北京オリンピックを観ながら美味しいね、と食事する時間は楽しく温かく疲れがとれました。私が3歳になる前に働けなくなった父の代わりに働きに出て、自転車の荷台に私を乗せて保育園に預けてから仕事に行っていました。19歳の時に溜まった疲れから突然病気になってしまいました。良かれ悪かれ身体の中に刻まれている共に生きてきた時間があり二人三脚でやってきて、今元気に生きてくれている事は感謝よりありません。馬鹿な娘で、叱って頂き、そしてその背景まで汲み取って全て受け容れて頂き、本当にありがとうございました。

仙台コンサートの第一部は、身体を感じようとしましたが、頭というか意識の変化を感じていました。ある時突如身体の真ん中にスイッチが入り上昇し、広い世界をどこまでも上昇してゆく内面の状態がありました。どこまで行くのか感じていると、はるか彼方へ向かっているようで、魂の故郷へ向かう旅路のようでありました。

第二部は、愛のことを考えながらお聴きしていました。正直、自分は愛をわかっていないと感じ、演奏からわかろうとしました。ある時から音の純度が高まり、純粋で美しい生のように感じていると、胸が解れて開き、美しい生が胸の内に溶け込んでゆくようでした。音の純度が高いと、光の如くに煌めき、美しいのです。その後の演奏では宇宙空間に様々に咲く星雲の華に魅せられました。アンコールの演奏は、純粋で美しく強い魂は世界を変えると感じられました。高麗恵子さん、いだきしん先生のことと感じました。類い稀なき純度の高さ、純粋そのものに強く美しく煌めく魂の働きに感動し、そのような貴い存在の足元にも及ばない自分のような者にもこんなにも美しい世界を経験させて頂ける感謝に満ち、ただ共に、共に在らせて頂けるように生きるという気持ちになりました。

誠にありがとうございました。