KEIKO KOMA Webサロン

四季と共にある内面


9月となりました。8月の日々は遠い、遠い、昔に感じられて、この内面はとうにこの世の時間の枠を越え出て、新しい宇宙空間に生き始めたことを感じる日々です。8月の終わりの日の或る夕方、帰り道に見た三鷹の夕空は果てしなくて、懐かしいような、未来を伝えてくれているような、深く心に残る夕方となりました。風は心地よく、残暑のなかにも、あちらこちらの小さな草むらから虫の音が聞こえると、フッと子供の頃の帰り道の感じがよみがえり、今と溶け合うのです。それは、些細な瞬間のようで、とても豊かであり、時間空間を越えた世界です。豊かで幸せな内面が広がる時、そこにはいつも四季の香りがあります。四季って大事・・と、深く感じ入ります。高麗さんのお兄様が、もう一度四季が見たいと仰った・・という文章を読ませて頂いた時、胸の奥からこみ上げるものがありました。

昨日はライブ配信で盛岡コンサートを視聴し、懐かしい温もりに包まれました。四季と共にある内面も、いつもこの懐かしさに包まれています。未来から来るようでありながら、よく知っている懐かしさです。コンサートの最後のほうでは「おとうさーん」と遠く呼び掛けるような声が胸の裡から起こりました。三鷹で見た、ダイナミックで果てのない夕空と、盛岡コンサートの空間が溶け合いました。
自分にとってはこういう些細な瞬間がとても大切に感じられて、ここに書かせて頂きました。
コンサートの度ごとに、内面はより一層豊かに育まれ、いつも大宇宙とつながり生きていますことを、ありがとうございます。

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お茶室より
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NPO高麗 東北センターにて
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結工房にて