涙の理由
地下鉄烏丸線の北山まで行くつもりでした。丸太町で何かにつかれたように飛び降りて吸い寄せられるように高麗屋さんに行っていました。終了間近でした。幻のコグリョカフェのコーヒーを頂いて壁にかかっているエリカちゃんの写真、高麗さんの周りのエチオピアの子供たちの写真をながめているうちに理由のわからない涙がうちにいっぱいになりました。高麗屋さんを出てからも涙がこぼれてきます。わけなどわからなくても愛であることだけが胸に迫ります。私の課題はいつもお金のことで、高麗屋さんによる余裕はなかったのですがもうどうでもいいという気持ちです。
コンサート一部のパイプオルガンは天が降り注いでいるように感じ全身が宇宙そのものになったようです。ピアノの音と同時に蒼い光のステージです。人の意識は様々なのにどうしてのにどうしてそれを全部受け入れて開放する音が出せるのか、まして蒼い光や金色の光も見える音は他にあるでしょうか。言葉に尽くせぬ経験を今日もしました。これに報いることはできるのでしょうか。ちっぽけなお金のことでくよくよしている自分が馬鹿らしくなりました。大きな転換の時をありがとうございます。