きよしこの夜
演奏が始まった途端に、いきなり、生まれてきて良かったのと問う自分がありました。そこから、子どもの頃の色々な場面が浮かび、その頃に感じた悲しい感情が蘇ってしまいました。そして、最後にあっと気づきがあり、今のなかなか直せない習慣がここからきていたことがわかりました。これで直せるのかもしれないと感じております。
第二部では、シリア、イエス様、星など様々なことが浮かんでき、星とともに生きていく志が生まれるような神聖な夜に感じられ、クリスマスみたいと感じました。そして高句麗的な演奏では、笑ってしまうのですが、兜を小脇に抱えた甲冑姿の、何とも逞しい私が、ピンクの花を手向けておりました。昨日会った方々を始め、色々な方に一本ずつ渡しており、あの人にも、あの人にもと、あげたい人が浮かんで来、心の中で全員にあげ、最後には地球の裏側にまで至り、花も黄色、白となっていきました。自分の中でだけの空想の世界ですが、自分でもこの自分の姿が頼もしく、よその国で育った双子の姉妹のような感覚でした。本日は、危うく会場を間違えるところでしたが、無事に到着し、このコンサートに参加できましたこと、ただただ感謝よりありません。
本日も、ありがとうございます。
田嶋利江子