1・20府中コンサート

2日目の府中コンサート翌日の今日は、父親が亡くなってからの経営や税金などの事で兄姉妹とその専門家の方々と会う機会がありました。元々、仲良い兄姉妹では無かったですが、この数年は、東日本大震災や両親の死があり、家族で会う機会が増えました。父親の病気や死を巡っては、姉妹とも衝突した事もあり、家族で会う事に対して、少し気が重くなっていました。今日も要件だけを済ませ、早々に帰宅してからも、背中がざわざつき、心落ち着かずにいましたが、今、家族と会えている事が感謝の気持ちに変わる瞬間がありました。東日本大震災の混乱の最中、いだきしん先生には、瀕死の母親を助けていただき、後に病気となった父親も助けていただいて今あることを思い出しました。その経験があって今が成り立っていることを忘れてはいる自分をおかしいと自覚し、気が付く機会をいただき感謝致します。
前々日のコンサートでは、始まりから暫くは、いだきしん先生との距離がとても遠くに感じていましたが、昨日は、いだきしん先生との距離が近くに感じ、頭もすっきりとしたところから始まりました。心は落ち着き、更に深まっていくパイプオルガンとピアノ演奏に身を任せました。それでも頭の中の雑念があることは自覚し、癖になっているかのように、ひたすら思い巡らせようとする自分の状態も自覚しました。昨日は、いだきしん先生の演奏をお聴きしながら、どのようにお聴きしたらよいのかもわからないように思ってしまい、身を任せながら良い訓練もさせていただきました。明日から、京都に行く予定にしています。今回の京都滞在は数日ですが、自分の中では、いよいよ京都に向かうという気持ちがあり、今日はしっかりと準備し、明日に備えます。コンサートの経験、機会をいただき、ありがとうございます。今日のコンサートも宜しくお願い致します。