KEIKO KOMA Webサロン

「0地点」


ジェンダー講座に向かう時頭がいたくて気持ち悪くなっていました。講座がはじまると、駅ナカ販売で出会う色んなお客様やお掃除に入らせていただいてるお爺さんや、お婆さん、講座をキャンセルした人や、離れていく人、学校へいきけなくなってる子…母や父や祖父ののことがあたまに浮かんで、そのまま先生のお話しをおききできなく、いろんなことをあてはめながらきいてしまっていて、ごちゃごちゃでした。祖父や父が前立腺の病気で同じ漢方薬を買いに使いにいったとき、「何で男の人は前立腺で女の人は子宮の病気になるの?」と小学生の頃に母にきいたときも思い出します。「年とるとみんななるの」ときき、「そんなのへん」といっても「仕方ない」で終わっていました。座らせていただいていて、しらぬまに頭の痛いのがなくなっていきました。生命生産の瞬、時間は0。0を追っかけると「宇宙の生まれる三段階前の光」とおききした瞬間、身体の枠がなくなったように感じ目の前が明るくなりました。迎賓館コンサートに入る前に先生の器で一口めをいただいた時、一雫に含まれる倍音全部をいただいているように豊かでやさしく、器を手のひらに包んでいるのに、空間に包まれていて、神経全部が安堵した時とジェンダーでの瞬間が重なりました。
「生物、鉱物、海、陸…一挙に動く」とおききした時、迎賓館のピアノの一弦一弦のあのどこまでもぴーんと響き続ける音が自由自在に組み変わり広がり、全てはかわると体感したことと同じにとどきました。
大塚ひかりさんの書籍をしらべたり、映画ルーシーをしや陶芸家の吉田さんの作品をみてみました。おもしろく、自分はやりたいことがあるのに視野が狭過ぎて、しかもみている感覚です。けれど、ビデオ講演会高麗さんの豊かな色の深い声は身体のなかでずっと生きてるように忘れえぬ体感です。ここから、いままでと違う動きをしてみます。ありがとうございます。

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仙台高麗屋にて-1
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ウラジオストクにて
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マドリード展示会場より