KEIKO KOMA Webサロン

3月11日


3月11日、三鷹にて先生のコンサート、応用コースを開催させていただき、全てにおいて最良の経験をさせていただき、心より感謝申し上げます。2時46分には皆様と黙祷を捧げることができました。目を閉じ、内面深くを感じると、無限な世界が広がり、音のない音が聞こえるのです。多くの魂が共にあることを生命でも内面でも感じます。

第一部「丸11年」

「東日本大震災と福島原発事故から丸11年。今も38139人の人が避難生活を余儀なくされています。死者15900人行方不明者2523人の未曾有の大地震です。お亡くなりになった方達に哀悼の意を表します。生命の危機管理は人事にはできません。心身豊かに生きることが、日頃の適切な感受性豊かな生活を続けることが、何方にも必須です。内面豊かにすなわち内臓のはたらきを豊かに一瞬たりとも隙なく、美しく強く生き抜いてゆくことを丸11年の今日、日常のすべてを見直して、あらためて前進しないといけません。」

地を這う人々の悲しみ、天を閉ざされ、地より知らない生き方を繰り返す人、悲しい歴史の中で無惨にも尊い生命が失われていく悲しみを感じながらも、行き場がなくうごめく大勢の人々を先生が引き上げてゆかれるように見えましたことが救いとなりました。世界中の人々がここに集まっているように見えました。昨日は東京大空襲の日であり、広島、長崎の原爆投下のことも心にあり、人間を殺す決断とは、どこから起こるのかと考えます。人を殺す理由などひとつもないのに、受け容れ難い理由を聞かされる時の行き場のない悔しさ、怒りも溢れ出てきます。ウクライナでも小児科病院が爆破されたと知った昨日は怒り、悲しみも限界まで達してしまい、身を痛めてしまいました。生命を落とした世界中の人々の無残な死に方を見、何故同じ人間を殺してゆけるのかといいようのない憤り、悲しみをおおいなる存在に問うようにし、ピアノの音を聴かせていただきました。天が拓き、空間が無限に広がりました。演奏を聴かせていただくと、涙が込み上げます。昨夜の報道番組で見ました津波に流される目を覆いたくなる映像も脳裏に浮かびました。目を覆ってはいけないと生き方を正します。全てを直視し、おおいなる存在とひとつであることがこれからを生きていけることを生命でわかりました。私の生命はおおいなる存在とひとつでした。手足もひとつです。日常生活のひとつひとつがおおいなる存在とひとつで生きることがお亡くなりになったたくさんの方々にも、今、戦時下にあるウクライナの方々の為にもなるとわかり、頭を垂れ涙にじみ、感謝しました。おおいなる存在とひとつに生きていくと心に誓います。

第2部「湧き出づる愛」

「普段、感受性豊かに、内面すなわち内臓豊かにあれば、身体は内面から即外界に反応します。危機に対してはもちろん、自己の内面と反応する豊かな自然、ある特定の人のみならず、未来創造する生命の反応を得られる人には満を持すが如くに愛は湧き出づります。決して観念の暴走ではありません。愛なき人生は体制に組み込まれ、自己の適切な判断力を奪われ、最悪の場合は一兵卒の無駄な死と同様なことになりかねません。春爛漫。内面より湧き出づる愛をご堪能ください。」

第一部では第2部のメッセージを経験させていただいたと感じていました。生命の最も奥深くに輝く最も美しい光と交流する経験ができました。生命ひとつとはこの状態であることをはじめて経験することができました。今までは人の痛み、苦しみを共にする経験でした。演奏をお聴きしていると自然と浮き出てくることはウクライナ、ロシアのことです。こんな不合理なことを世界中がひとつになり止めさせることはできないのかと考え、自分は何をするかと必死で考えるのです。今日は、ウクライナ兵のことを思いました。すると生命ひとつという状態を経験しました。最も美しい光とひとつという生命ひとつです。日本にいても生命ひとつで生きていくことでつながり、力になれれば。。。と本気でそうなれるように演奏をお聴きしました。おおいなる存在とひとつ、生命ひとつよりない経験でした。それこそ、「内面より湧き出づる愛」があれば何をも恐れないことを経験できました。今からを生きる生き方をコンサートで経験することができ、救われました。そして何をするかを一人一人が考えれば力になれることをみつけていけると感じました。今日のコンサートでは解決への答えは一人一人が自分で考えることからはじまると見出し、答えがみつかるまで考えてみることをはじめます。

応用コースでのお話もひとつひとつわかりたくお聞きしました。内臓のお話がありましたが、改めて驚き、腑に落ちました。メッセージで内臓と読んだ時には驚いたのです。先生は今なら抵抗ないでしょうと皆様に語りかけられました。10年前であったら抵抗していたともおっしゃいました。社会全体が抵抗ない状況となっているとのお話には、合点がいきました。先生がずっと表現し新しい世界を作り続けてこられたので、人間の生き方も自ずと変わっていくことは今までもたくさん見てきました。内面という言葉も本音という言葉も今では当たり前に使われています。内臓の言葉を初めて先生からお聞きした時には天地がひっくり返る程驚いたのでした。心臓の言葉をわかればいいとお聞きした時には、頭が真っ白になりました。内臓に言葉があるのかと驚くばかりでした。内面は内臓とお聞きし、いだき講座の2日目で皆様の運命を調べる時に胸、心臓、胃、腎臓等々と内臓に負担がかかっている状態を言葉に表していくのです。運命が内面の環境となっていますので、その元は内臓であるのでした。体がちゃんとはたらけば、内面も豊かであると改めてわかります。先生の音は内臓に響きますので、内臓のはたらきが取り戻されることの意味がより理解できました。このような経験をできますことを理解し活かしていかなければ申し訳ないです。

コンサートと応用コースの合間にタンザニアのコーヒー会社の方とズーム会議をしました。本業はドクターです。画面の向こうにアフリカ大陸のひろい大地、のびやかな空気を感じ、心が広がりました。ウクライナのことで影響はあるかと尋ねました。直接の影響はないけれど、現地に留学している学生が大変であるとのお話でした。ニュースで聞いていたことですが、人間の社会を作ることは世界中の人と取り組んでいくことと身に染み感じます。

多くを経験できました3月11日です。多くの生命が犠牲になりましたこの日に気持ち新たに人間とし良い社会を作ることを誓います。ありがとうございます。

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