2つの言葉に魅かれて
昨日の日曜日、梅雨空の下、やはり山歩きをし、新しい意欲がでた。(摩耶山の「みどりの聖域」という看板もよかった。)そして、二人の人の発言に魅かれ、やる気がもっと湧いてきた。
一つは、福岡伸一氏の「生命の最も革新的な特性は自己破壊ということ」。ウイルスは増える一方だが、自分を壊せないから声明でないことになる。壊して作り直すから、死と生が表裏一体だから、生命は生命足りうる。そこに創造や発見や進化が起きる。ーーどんどん壊してしまえばいいのだ!
もう一つは、上野千鶴子氏。ボーヴォワールを引用して、老いた人を厄介者にし、廃物扱いにするのは、文明社会の闇。「老いても若々しく」とか、「おいても前向きに」とかとは口が裂けても言わないこと!「老いてなにが悪い!」と開き直ること。ーーわれわれ高齢者の自己否定感がいかに強く、老いを直面したがらないことを言う。新しく高齢者像を創っていくしかない!