KEIKO KOMA Webサロン

17夜の月に見守られて


事務机の窓の向こうに、大きな黄色い月が見える。(19日が満月だったらしい。)今年もあと10日を切った。焦る気持ちを、その月が落ち着かせてくれる。「プロジェクト」(前に向かう、「投企」)どころか、いまの気持ちにとらわれ、感情的に話すことで、すっきりするほど「愚か」でない自分がいる。「リッチ」とは、「周りに助けてくれる人がいる」というもう一つの意味があることを知った。そして、その反対に、「孤独」が大切であり、ハンナ・アーレントは、「孤独」とは、自分が自分自身と一緒に居られること、「寂しさ」は、自分が自分と一緒に居られないこと、と説明していることも知った。(『言語が消滅する前に』)塾生に、「先生はやはり変人」と言われた。しかし、その「変人」のところに通うのが今年のよいこと一つだった、とも言う。これから10日間、ますます「変人」の力を養おうと思う。

 

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