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黙る


今朝電車の中で高麗さんの書き込みを拝読し、黒いベールのようにある「黙る」という表現で私にうちにある何かが動きました。それはいつになく言葉になっていかない1月17日の阪神淡路大震災のことでした。まさに「黙る」。自分の経験した多くの涙、悲しみ、絶望、生命。一夜にして失なわれたものの大きさに言葉にできないものがありました。それでも体が先に動いて人を助けるとかいう意識もないままにがれきをかき分け避難所へ毎日通っていたのです。骨の芯まで凍り付くような寒さを経験したことはありませんでした。

毎年1・17はやってきて語られます。もっと大きな地震や災害にも見舞われた日本です。ですが今年ほど言葉にならなかったことはありませんでした。高麗さんの表現で私の中にある過去の思いが何か変わっていきました。過去を土台にしながらも、未来に向かって今生きている、すべてがこれから始まる、春風が裡に吹くような気がします。半年前に書いたことが驚くほど実現していっています。すべてはこれから始まります。一見嫌なことも自分に気が付くとこれほどのチャンスはありません。気づくことが多すぎて表現が追いつきません。

三日月と思っていたら今日は満月に近い月が帰り道を照らしてくれました。東北からコーヒーの香りとともに希望をありがとうございます。夢だったことが実現していくこと、盛岡で銀河鉄道に乗れる日を楽しみにしています。

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