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麗花6


かなり歩いてしまったのと、まだご案内の冊子が残っていたので、このまま持ち帰るのは勿体無いと、「麗花6」の上映会へは行かずにそのまま手渡しを続けていました。後から考えると、そこが頭の固い所なのでしょう。しかし、再び一部を上映下さり、途端に私の中から溢れるものを抑えられませんでした。恐らく、殆どの方々はすでにご体験されていたのだと考えますが、こんなにも心震わせる作品であったのかと、また再び機会を下さったことに大変有難く感じます。自分もどの方も、この社会の幻想の幸せにそぐわないことへの負い目はあるのだと感じます。自分は、両親が望むよう、他のいとこ達のように家庭を築き、両親に祖父母として孫の成長を楽しむ機会を与えられなかったことへの負い目はありました。何よりも母がこの家に嫁ぎ、かなり理不尽な、時には人権のない思いをしながらも家を守ってきたことへ報いてあげられないこと、それにより裏で何か言われたり、淋しい思いをすることに申し訳なく感じていたことに改めて気づきました。それでも、今回の「麗花6」で、「私は正しい道を行っている。なぜなら大勢の先祖たちが望んでいる道だから」と心に湧き上がりました。貴重な気づきの体験を誠にありがとうございました。また、何を優先すべきか、もっとわからなくてはならないとも感じます。今回の活動で何か上昇気流に乗るような全体的相乗感があまり感じられず、自分の不甲斐なさにまたも負い目を感じたのですが、別の角度からみてこの事態を図らってなされているのかもしれないと、自分の一方向の頭の囚われがはずれました。コートの下に覗くマーブリングのスカートにコンビニの店員の方が「キレイですねぇ」と顔を輝かせ、上も袖も見せてあげた所、とても興味をもたれたので、作者のことを話して冊子も渡し、とても有難がられました。やはりマーブリングは皆好きと確信します。また、街も明るくなるとも感じます。明日は仙台から京都に戻ります。3日間ありがとうございました。

田嶋利江子

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