鳥が飛び立つように無限な世界に自由に飛翔する

ヤマハホールでのコンサートは最高でした。いつも最高を経験できる人生に心から感謝し、必ず世界の為にこの経験を活かしていくと世界に誓いを立てたコンサートの終わりでした。

コンサートメッセージ「終わりのない」とタイトルを知った時には驚喜しました。コンサート前に開催しましたビデオ講演会にて、先生に出会えた人生と先生が真に人類史上初めての全ての根源解決の答えを見出し、人間とは何かの答えをみつけられたことの凄さをお話していました。それは終わりがないからと表現し、終わりがないということを皆で共有できることの喜びをも感じ、凄い人生であると再確認したのです。これでよいということがなく、わかった途端に、次へと向かい、日に日に理解が深まり、真に終わりがないのです。終わりがないこのプロセスこそ真理であると私が実感していることをお話していました。コンサートメッセージもそうであったことがうれしくて、更に終わりのない答えへと向かえるコンサートに臨めることがとてもうれしく楽しみでなりませんでした。

演奏からは果てしない草原に蒼い風が吹き、私の大好きな光景と大好きな風が吹いていました。「終わりのない」世界は好きなことの全てがあると魂揺さぶられる出会いの連続でした。ウラジオストクにて演奏してくださった先生のピアノ演奏からも広大な草原に蒼い風が吹く光景が見え、魂震えるばかりでした。今日はウラジオストクで出会った魂の風と今ここで瞬間瞬間出会う存在がひとつになり、更に果てない草原が広がり、宇宙まで通じる蒼い風が吹き、それはそれは魂喜び、躍動し、歓喜し、感動の連続でした。

第２部は、「見える事、見えない事」とのメッセージです。「見える事と見えない事の狭間にある錯綜にこそ、我々の一番知りたい事が輝いてあります。見える事、見えない事、どちらにウエイトをおいてもこの輝きの恩恵にあずかることはできません。愛の本質です」というメッセージが特に心にあり続けました。考えましたが、気づけば先生の演奏に深く感動し、胸がひらき、最後のアンコールでの手拍子は拍手をし続けました。自己流の捉え方と感じながら、自分の内にストーリーが出来上がっていました。見えない世界が見える私は、見える世界とのギャップに苦しむことが多い人生でした。最近やっと自覚しはじめましたが、ふと立ち止まり、何かを憂えたり心配していることが見えるようにわかるのです。考えれば何も憂えることも心配することもないのです。頭の癖なのかとも考えています。生まれたことを表に表す時に瞬時に隠す癖もあり、これからは生まれたことをそのまま表し、実りが生まれるまで行っていけばいいのだとわかった瞬間、胸が大きくひらき、空間とひとつになり、無限な世界で魂は自由に飛翔しました。まるで大空を飛ぶ鳥のように、空間を飛翔していました。とても心地良く、自由でありなんでもできると感じました。世界を変えると心に誓ったのです。常に大切なことは胸の奥に秘めていたのだと見えました。先生の演奏とひとつになれた時、胸の奥深くから自由な鳥が飛び出てきたような体感があり、涙あふれました。ただただ胸震え、涙ばかりがこみ上げました。生まれた芽を瞬時に隠したり、知らん顔をするのは、神と呼んできた悪魔への反応故と、自己流のストーリーを描いていました。自分の内で反応することで違和感を感じる感覚や癖としかいいようがない意味のない思考の壁と殻を打ち破り、真の自分が突然表に現れ外へ飛び出した体感に歓喜の笑いと今までここまで表に出ていけなかった悲しみと、やっと出てこれた喜びが入り混じり、涙、涙となっていました。東北センターオープン記念コンサートの時に、先生の演奏がはじまると突然心臓が苦しくなり鼓動も早くなり、ここで倒れてしまう不安が生まれ、じっとするよりなく苦しいままにいました。ある音が心臓に届き、瞬時に胸を打ち破り、何処までも澄んだ水色の鳥が飛び立っていったのです。押し込められ、飛べなくなった鳥がやっと飛び立てた感動にこの時も涙よりありませんでした。今日のコンサートでは更に奥から胸を押し開け、鳥が飛び立っていったのです。なんでもできる力が生まれ、爽快で心地良くて、これ以上の感動、喜びがあるでしょうか、と胸の内で言いながら拍手をし続けました。新しい時代への旅立ちです。

コンサート後に、先生にお話させていただいたことから、見える事、見えない事の狭間には先生がおられる事を認識でき、生命の奥深くで安堵しました。先生が見えない世界と見える世界をつないでくださり、私は真理をわかり、愛を経験でき、終わりのない真理を探究し真理を実現する人生を生きていけるのだと感謝に震えました。ただただ素晴らしいと繰り返し表現し、心の奥から生まれる感動が押し寄せてきます。真に素晴らしい経験をさせていただき、ありがとうございます。