魔からの解放

雨降る三鷹でのコンサートも大変時に合った図星のメッセージに畏れ入ります。「人生を妨げる魔」とはメッセージのお言葉全てがあまりに図星の表現でありましたので、読むだけで「魔」が整理され、痛快であります。

「「魔」とは、サンスクリット語のMARAの音写です。殺すものという意味、人の生命を奪い、善事を妨げ、人間業ではない不思議な力を持ち、悪をなすものという意味です。霊、悪霊とは全く別物です。こういうことを言うと、すぐ宗教の類にされ俗っぽい言い方をすると、「魔」は問題にもされず、「魔」は何事の妨げもなく「魔」として働き続けられます。信じたから、疑ったからといって何ら解決しません。さらに人それぞれの人生の不調としてあらわれて現象として理解されても、それだけでは何ら解決をみません。対決もせず、善事を伝えもせず、ただ我々に最も重要な人生を取り戻すことに集中して「魔」を一身に受け取り、皆様の人生を取り戻したいと考えます」

２日の日から魔界にハマったとより考えられない世界に覆われ、苦しんでいましたので、「魔」と聞けば空気までもがリアルに感じられる状態でした。先生はひたすらに魔を身に受け、魔と一つになりピアノを弾き続けてくださいます。そのお姿を見、ピアノの音を聴き、必死でなければ人間ではないと感じ、必死で聴かせていただきました。ある時、「魔」がなくなり、空間が変わりました。光となりました。私の肩、首の後ろも覆っていた覆いがとれ、軽くなりました。ただただありがたく感謝よりありません。「魔」を一身に受け取り」と表現してくださり「皆様の人生を取り戻したいと考えています」とのメッセージとそのことをなさってくださり、深く深く御礼を申し上げます。

第2部は、「宇宙」

「宇宙物理学で云う「宇宙」を意味します。「宇宙」の「宇」の字は全空間をあらわし、「宇宙」の「宙」の字は全時間をあらわします。すなわち「宇宙」とは、全ての空間と全ての時間を合わせたもの、そこに含まれている物質、エネルギーをあらわします。人間の素晴らしさというのはこのような「宇宙」をテーマにどのような時にも生きて日常の細かい事、小さな事など問題にしないで、しかも単に観念的でなく科学的に生きられるという事です。」

２日のコンサートの時に宙を浮いたように生きる次元が変わる経験をしたので、空間と時間が変わったのだと宇宙の文字の意味を知り、合点がいき、喜びが生まれます。2部は、魔物や野獣が取り憑いている人の顔や行いが見えてならず、腹が立ってならずに、気が狂いそうになります。魔物や野獣が取り憑いている人に何を話そうが、次元が違うので、かすりもせず、悔しい思いをするばかりです。こんなものにひっかかると、生命まで取られるとわかっています。それではどうするかと考えていると、ピアノの音は先生の声に聞こえました。「俺がやるから」と聞こえます。その時のピアノの音はただ事ではなく、有無を言わせぬ迫力に満ち、真の神の現れを見ました。先生が全てを引き受け、解決へと働いてくださるので、私たちは自分のやりたいことをすれば良いと聞こえます。生命から生まれる光の芽を育てるように生きていけば良い、そして新しい世界を創造すれば良いと、ピアノの音から聞こえるのです。深く感謝し、自分の生命の芽を感じました。愛、光を表し生きることは美しく生きていけると感じます。が、私は人間の生命を殺す魔物や何者かわからない者をこの世から無くしていきたいことがやりたいことと気づきました。自分でやったら殺され生命落とすとは痛くわかっています。先生よりできないことですので、先生が人間の生命を犠牲にするあらゆるエネルギーを変えてゆかれるコンサートの機会を作ることが私の気持ちが表現でき、やることと見え、ホッとしました。心の底からこの世の悪や不正に対して戦い、このようなことがこの世になくなれば良いと願っています。私は魔物に取り憑かれた人と縁があるとも考えました。腹が立つことが多いです。それもこの世では頭が良いと言われる知識人や専門職、優秀な資格を持った人です。頭に魔物が取り憑いているとしか見えないのです。そういう人と会うことが多いのは自分の内にもあるのかと気づき、思わず笑ってしまいました。人間はどこまでいっても内的環境が外的環境を作ります。内を清めていくことが答えと行き着き、苦笑し、終わりました。今日も聴いたこともない深い重厚な音に真の神に出会う連続でした。ただならぬ気配に武者震いが起こります。このような機会が人生に訪れることに畏怖を覚え、本気になり天性を表し活かし、良い世界を作りたいと望みます。悪とは戦うことはないと聞こえたメッセージが蘇ります。愛から美しい世界を作り続けていくことで世界は変わります。今日もかけがいのない経験をさせていただき、ありがとうございます。