魂
アントレプレヌールサロンで先生が「フラメンコギターで情熱を表わす」と仰った瞬間、胸が高鳴りました。そして昨夜の高句麗伝説で「情熱とは魂が揺さぶられること」と、先生のフラメンコギターを通して初めて知りました。高麗さんの「風の花」を久し振りにお聞きしましたが、砂漠と赤い薔薇の胸狂おしい情景は、あまりにも美しいが故にかなしみがいつも重なります。フラメンコギターは更に彩り濃く一つとなり、私の中に飛び込み、居ても立っても居られませんでした。私の中の勝手なる「情熱」が崩れ去りました。先生の太鼓は、津軽人のねぷた祭りの血潮のようです。魂を経験しました。今まで魂という言葉は、私にはわからないが故、使うことができませんでした。昨夜は、それ以外の言葉はありません。途轍もない世界が開かれました。ありがとうございます。