魂輝く空間

先日、仲間の引越しのお手伝いに伺いました。
山ほどのお宝があって、包みをほどく度に、2人で「お〜っ」っと、歓声をあげました。高麗恵子さんの書かれた墨文字、先生の書かれた桐箱の墨文字、マーブリング和紙、麗花サロンで出会った墨文字のうちわ、高句麗のお写真と詩、ベネチアン、皮の心模様バック……。そのなかから、仲間がどうしても表に出したいと感じられた一番の作品は、「高麗恵子ギャラリー」でであった高句麗の石垣の写真と、そのお写真を持って高麗さんの前で本音を語り、書いていただいた書でした。「ここに」という場所に展示したとたん、写真のなかの石垣も、詩書も飛び出して、仲間の瞳もおでこも頭も輝いて、自分もすごくうれしくなりました。一枚の高句麗の地のそのお写真を選んだ輝く魂。そういう深い繋がりの一人であること。一人一人のすごさ。さらに、皮の心模様バック！五女山が宇宙船のように飛んでいるのです。石垣ひとつひとつも！なんと清らかでダイナミックな風がふいていることか！2人でみたとたん「高麗さんって凄すぎる！」と笑い合っていました。皮のバックには「五女山の夢 全ての生命輝き生きる」と墨文字で詩も書いていただいていて、みせていただきました。いつも、どんな時も魂の書や心模様の作品に通じている魂が真実で、元気がでて、まわりにいる人も元気にして、本当の自分なんだと、痛切に体験しました。作品をピッタリの場所、表にだして、自分も新たな空間で、まっしぐらにいくぞっと力がわきました。先生の桐箱の書からは、あのピアニッシモの音がきこえているように深遠で、内に涙があふれます。
先生、高麗恵子様、想像すらできないほどの沢山の作品を生み出してくださり、終わりのない空間へと響かせていただき、一人一人が活き活き生きるチャンスを創っていただき、ありがとうございます。皆で力あわせ、さらなる新しい未来をつくっていけるよう、活動して参ります。新年アントレプレヌールサロン、よろしくお願い申し上げます。