魂のデジタルプラットフォーム創造
質問しようとして質問にならず途中で切れた点線のような曖昧な状態で臨んだ今回のアントレ講座でしたが、見えなかったいくつかの疑問点にくっきりと実線を引くように答えの方向に導いていただきました。
壮大ないだきしん先生の構想をお聞きしながら全身集中し、多くを感じ考え続けていました。デイサービスのお話から「人間の尊厳」をどのように守るか、表すかという根源的な課題が見え、人間のあり方、生きる環境づくりをデイサービス空間という暮らしの場で一人一人が実現し、お互いが育て合う環境から日々、世界に発信していく「魂のデジタルプラットフォームの創造」がイメージされました。お茶やコーヒーの淹れ方、出し方、美味しいご飯の提供など「食」に関することはお正月の先生のパワフルなお餅つきと、それをいただく私たちが身体の芯から元気になる光景に繋がります。
先生の老人ホームのご経験を通してずっと学んできた人間関係のあり方、小旅行や酒飲み会など認知症の方々が生き生きされるキッカケ作り、暮らしの工夫、衣食住の豊かな生活をトータルに展開し、「人間の尊厳」を基本にしたデイサービスセンターは地域に開かれ、世界に開かれていくと感じました。プラットフォームには老若男女、様々な世界の人々が現場でもネット上でも賑やかに行き交う全く新しいコミュニティの誕生へと扉が開くのが見えます。
古来から継承されてきた暮らしの原点を丹精込めて文化にしていった職人、技術者たちの匠の精神は日本文化の源であり、スティーブ・ジョブズさんも日本文化に着目して身近な暮らしの道具なるスマホを創造したとのことは、「匠」とデジタル技術の融合で大成功した象徴的なヒューマンビジネス!! とあらためて感動します。
スウェーデンや香港などで起こっているクラウド(群衆)のニューパワーの波もいだきしん先生中心の魂のデジタルプラットフォームにアクセスできれば・・・、妄想に走りがちな曖昧なイメージにしっかり魂を入れていただいたアントレ講座でした。いつもありがとうございます。