高校生の声
コロナ感染症が1000人を超した大阪の、私立高校の昨日の「声」だ。素直なかれらの声に、どう授業進めていくべきか、考えている。先が見えない、また見ようとしない高校生たちに、なんとか「考える力」と「表わす力」を養いたいと思っている。しっくりしない感覚こそ、出発点だと思って。
いま、あなたはどういう「違和感」を抱えていますか
*コロナ禍の対策で政府の「大変だ」が、なにが大変かよくわからない。 *去年、学校閉鎖があったりして、自分の思ってた高校生活とまるで違う
*将来、なにになりたいか、自分でもよくわからない。
*何をしても休まらない。満たされない。
*朝、起きたい時間に起きられない。やる気が出ない。
*校則が嫌だ。大人になったら、使わない規則に拘束されるなんて。 *なぜ学校は、この世の中を生きるすべを教えてくれないのか。
*どうも勉強の意欲が湧かず、やたらと眠く疲れやすい。
*学校が楽しくない。席が一番前だからか。
*折角仲良くなった友友別のクラスに。どうしたらいいのかわからない。 *ゲーム機を没収されてしまった。日常生活に刺激がない。
*素直な発言とは何なのか。友達との関係を築きたいので。
*自分の個性を出せ!皆に合わせろ!この矛盾
*自分の本心が分からない。堂々巡りばかりしている。
*公立高校受験に失敗したことが、ずっと気になっている。