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高句麗伝説に参加させて頂き


待ちに待った昨夜の高句麗伝説は、びわ湖湖畔の深く透明な月夜の中で行われているように感じられました。高句麗伝説に向かうにあたり、友人に連絡をとり、人は鏡のはずなのに友人に腹を立ててしまいました。もう二度と連絡をしないつもりでしたが、コンサート前その友人に一言ラインを送りました。そしてコンサートの最中ふと、本当は一緒にこの場で聴きたかったのだとわかりました。ある方は俗に「とられてしまう」状態と仰っしゃりましたが、昨夜の自分はそうであったかと振り返り、友人に「勿体ない」と言った自分が勿体ないことをしていると気づきます。しかしコンサートに在ったこの身は、大河に身をまかせ、表現された魂其々の偉大な精神と悲願が成る時を迎えた今を全身に浴びた体感が残りました。ご登場される王様の場面が今まで以上にハッキリと感じられ、どの場面もどのお方が語っているのか明確に、即座にわかりました。ただいつも東明王様の場が最初好太王様と思ってしまう自分ですが、雄大で気高い威光がさし広がる演奏に、その格好良さが一層際立ち、会場中が心魅せられたと想像します。また、びわ湖湖畔の「姫」がお現れになってから「永遠」が尚深く時を超えて私たちの内にあることが自覚されます。コンサートにて高句麗の王、姫が伝えるのは「永遠」の次元と深く胸に落とし込まれるように感覚を授かります。だから美しく光り放つ輝きがあるのだとわかりました。そして砂漠の「薔薇」は、昨晩ほど沢山表現されたことはないのではないでしょうか。「薔薇」には「熱誠」が連想され、熱い血のめぐる一人一人の命の尊さの象徴で、今起こっている悲劇をどうか止められますようにと祈りが込み上げます。アンコールで表現されました「父」。御命日に尚一層存在の光が強く放たれるようで、この時を喜んでいらっしゃるように感じられ、「高麗」の精神を高麗さんを通し私達にお示し下さり、その威光にただ拍手を贈らせて頂きました。お子様は、大きくなられました。その内にご自分で舞台に上がるくらいになるのでしょう。新しい世代の成長にも喜びの拍手をおくります。
ありがとうございます。

田嶋利江子

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ヘルシンキ上空です。
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高麗恵子スカイロケットセンターにて
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結工房にて 熱情 第5弾