高き古の音
奈良に向かう道中から高句麗縁のある要の場所に集える喜びを感じ、ここに生命在ることが誇りと全身で感謝します。奈良の地も喜ぶ明るい空間は以前の禍々しい気配と全く違うことを知ります。
異次元と交わり宇宙と繋がり天の意を表して下さっている、この高句麗伝説の場こそ高句麗でありその精神である事を経験します。人間がやっている事とは思えない凄まじい舞台、そのエネルギーが当時の他国が圧倒された高句麗なのだと分かります。歴史の重み、悲しみ、闇を全て受けいれてその土地にある美しいエネルギーや魂を表し蘇らせて下さる壮大な歴史、奇跡を目の当たりにします。
天の声を伝えて下さる王の声を聞くように目を閉じてじっと詩のお言葉に聞き入ります。詩と音にじっと聞き入る幸せ、無数の魂の喜びが胸を打ちます。太鼓の音は水の流れのように清く琴の音は麗しいばかりです。王様が現る音と詩の御言葉には全身震え、大いなる存在がそのまま表現され現る時、大いなる存在と呼応する地球、人間の生命がありました。宇宙の生まれる三段階前が新宿で表現されたとき人間という認識は変わり、本当の人間は今までの人間とまるで違うのではないかと予感しました。大いなる存在に呼応する人間は、地球は、全く違うものであると生命の核心で光を知る全細胞が目覚めていく衝撃が貫きます。主語は人間ではない天の向こうにある幸せ、それに応えていく存在として在る地球であり人間であり国であると、地球を含めた全ての生命が生きられる時代の始まりを経験します。神の国である日本の存在もそのまま現れ、大いなる存在の現れと共にありとあらゆる事が明らかに存在を現していける喜びを抱きます。
奈良に入ってから、東北、ロシアなど繋がる魂の集いを感じ世界は一つに高句麗伝説を待つ時を体感します。奈良からの帰り道はいつも、目に見えるもの信号一つまで全てが違って見える不思議さに加えて今日は新鮮な光に満ちていました。大津に続き今日も胸が痛いほど感動しこの時を創って来てくださった全ての魂、お働きに感謝申し上げます。ありがとうございます。